Amazon Fire TVはFire TV Cubeが良かった!

デバイス
新しく設置したFire TV Cubeと
今まで使っていたFire TV Stick

1人暮らしでやたらと動画/アニメを観る人。AmazonFireTVとEchoの購入を考えている人。新しい機種への買い替えを考えて人。へのお勧めなら現状(2024/07/16)Fire TV Cubeが最有力候補だ!というのを伝えたい。

Fire TVとAmazonEchoについて

一応、持っていない方の為にどんなことが出来るのかを簡単にまとめておく。

Fire TVの出来る事

Prime Videoやdアニメストア等の配信サービスを気軽に楽しめる。PCを立ち上げるより早いし、スマホより広い画面で動画や写真等のコンテンツを見られる。アニメジャンキーでいつもdアニメストアを見ているのでかなり良い。一応ゲームも利用できるらしいがその用途で使っている人を滅多に見ない。私も使った事がない。

Echoで出来る事としては、Alexa によるスマートホームの制御だ。音声認識によって対応している家電のオンオフが出来る。今日の天気やニュースを聞いたりも音声操作だけで出来る。Alexa 自体はスマホでも使えるしFireTVでも使えるが、常に起動していて話しかければすぐに応答してくれるという点でスマートスピーカーであるEchoで使うのが最も使いやすい。今後、AI(大規模言語モデル)を利用できる有料のプランも出てくるという噂もある。しかし、基本機能は(おそらく)今後も無料で利用が可能だろう。

Fire TV Cubeを買う前の状況

私はFire TV stick 4K(第1世代)とEcho Dot with clock(第5世代)を使っていた。
Fire TVは私のアニメライフをEcho Dotは生活を少しずつ支えてくれた。良い機器達だ。
しかし、時が過ぎFire TVのスペックはちょっと物足りなくなってきた。具体的には

  • YouTube2倍速で再生していると時々止まる
  • 連続でしばらく再生していると動画が再生されなくなってたびたび再起動が必要
  • TVじゃなくモニターで使っているので赤外線によるON/OFFが使えない(これは使い方のせい)

前2つは購入から5年経ったFire TV stick 4K(第1世代)のスペックがついに今の要求に合わなくなってきてしまったようだ。(クアッドコア ARM 1.7 GHz)
3つめは使い方のせいなのだが、モニターにつなげているので赤外線やHDMIによる電源のON/OFFなどの制御が出来ず、さらに仕様上Fire TV stick 4K(第1世代)はしばらく放っておいて画面が暗くなってもHDMIの信号はOFFにならないので、いちいちモニターの電源を落とさないといけない。

Echo Dot with clockへの不満点

FireTVほどではないが少し前に買い替えたEcho Dot with clockにもちょっとした不満点があった。

Echo Dot with clock(第5世代)の時計表示
  • 人感センサーは人が動いてないと働かないので使い道があんまりない
  • 時計が見えにくい(結局音声で聞く)

人感センサーは帰って来た時や出かけた時に照明のON/OFFを自動にしたかったのだが、椅子に座ってじっとしていると”人が居ない”判定になって照明が消えてしまう【トイレで照明が消えないように上半身を揺する人】みたいになるので使わなくなってしまった。
LEDの時計はあったら便利かと思ったのだが、LEDが光って表示する都合明るい場所だと良く見えず結局普通の時計の方が視認性が良いし、机の上だと邪魔なので棚に置いた結果更に意味が無くなってしまった。
どちらも私の運用上の都合なのだが、残念ながら私には不要であった。

そして、2台使っている状況の不満点は「2台ある意味ある?」である。常に使っているわけでない機器にコンセントが2つ占有されるはなにか気に食わない。
正直に言えばEcho Dotは時間と天気の確認と電気のオンオフにしか使っていないのだ。

Fire TV Cubeの魅力

Fire TV stick 4K(第1世代)とEcho Dot with clock(第5世代)をFire TV Cube(第3世代)に置き換える利点を述べよう。

  • 1台にまとめられる
  • スペックが高いので動画再生に余裕がある(2倍速でも全然平気!)
  • スリープ状態でHDMIの出力がOFFになるようでモニタでも勝手に消える(購入するまで知らなかった)

1台にまとめられる

1つ目が一番大きな理由だ。スマホやタブレットがなぜ流行ったのかと言えば1台でなんでもできるからだ。こういう汎用機器は1つにまとめられる方が偉い。まとまったおかげで操作が統合されて、EchoとFire TVの間で操作が混乱したりが無くなった。(Cubeにする前は、Echoで設定したタイマーを停止させようとしたら、Fire TVの再生動画が止まったりした。)

スペックが高いので動画再生に余裕がある

2つ目は買い替えた理由だ。Fire TV CubeはFire TVのシリーズの中で1番プロセッサが強い。(クアッドコア ARM 2.0 GHz ×2)、快適な視聴環境を支えてくれるスペックは正義である。また、Fire TV Cubeは単体で、有線LANに対応しているので、無線環境が無い場合も対応できる。リモコンも新しくなって少し長くなってボタンが増えたが、正直使うボタンは音声で操作できる範囲が増えた分減った。
必要な電池の本数は同じ。

Fire TV Cubeのリモコン(左)と
Fire TV Stickのリモコン(右)

HDMIのパススルー機能もあるがこれの使い道は私はよく知らない…。

スリープ状態でHDMIの出力がOFFになる

3つ目は買ってから知って大喜びしたのだが、私がこれまで使っていたFire TV stick 4K(第1世代)とは違い、スリープ中はHDMIの信号がOFFになっているようなのだ。これについて触れている情報は見つけられなかったので本当に買ってから知った。ただモニタとの相性や使用環境によるものかもしれないので、確実なのはやはりTVと合わせて使うことだろう。

Fire TV Cubeと他を比較した時のデメリット

デメリットになりそうなのは以下の点だ。

  • 人感センサー、LED時計表示、温度計はない
  • 音楽などは単体では再生されない
  • ちょっと高い

1つ目は使わないなと思って切り捨てた機能なのだが。欲しい場合Echo Dot with clockが候補に上がる。個人的に使った結果としてはあんまり使えなかったので期待しない方が良い。後カメラもない、必要ならEcho Showが候補に上がる。
2つ目は、ちょっとややこしいがFire TV Cube本体にはスピーカーが付いているのだが現状音楽や動画の音声の再生には対応していない。「じゃあFire TV Cube本体のスピーカーは何の為についてるの?」と思う人もいると思うがTV/モニタがOFFの時の応答に使われる。ちなみに音楽を再生しようとするとTV/モニタが自動でONになる。あくまで本体スピーカはおまけだ。
3つ目はFire TVのハイエンドモデルなのでしょうがないが高い。Fire TV stick 4KとEcho Dot with clockの合計と考えるとちょっと高い程度なのだが。Fire TVかEchoのどちらかだけで良いとか、もっとローエンドモデルでよい場合選択肢から外れるかもしれない。

買い替え時の注意点

散々薦めたが、買い替えの場合Fire TV Cubeを今買うべきかはちょっと悩んだ方が良い。
私はFire TV Cubeがセールで安く買えるので買った。しかし、Fire TV Cubeは発売から2年経っている。そろそろ新しい世代が出てくる可能性がある。
買い替えなど現状に特別問題がないならもうちょっと待った方いいかもしれない。最新スペックが欲しい人や型落ちで値下がりを期待する人は特に。

Fire TV Cube まとめ

  • Fire TV CubeはFire TVとEchoの複合機のような使い心地
  • 本体スピーカーはおまけ
  • Fire TVとEcho両方の購入を考えているならCubeは現状最有力候補
  • 買い替えでも有力候補だが、世代交代の可能性ついては考える必要あり
  • その代わりちょっと高い

おまけ(ACアダプターの保護)

Fire TV Cubeの純正ACアダプターが少し大きい。電源タップとの相性の関係で擦れるのでテープで保護した。

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